Gemini Canvasのアプリを公開しやすく!Googleサイトに書き出し、個人のGoogleアカウントも対象

Gemini Canvasのアプリを公開しやすく!Googleサイトに書き出し、個人のGoogleアカウントも対象

2026年10月19日(米国時間)、Googleは、Geminiアプリで作った対話型のアプリを、そのまま「Googleサイト」に書き出せるようになったと発表しました。10月23日の週次まとめでも紹介されています。

AIに作ってもらった計算ツールやクイズを、自分のWebページとして人に見せやすくなる変更です。当記事では、何ができるのか、個人のGoogleアカウントで使えるのか、やり方と公開するときの注意点を、公式の発表とヘルプをもとに整理します。

目次

Geminiアプリのアプリを「Googleサイト」に書き出せるように(2026年10月19日)

Google公式の発表はこちら

Google Workspaceの公式ブログによると、Geminiアプリで作ったインタラクティブな(操作できる)アプリを、Googleサイトへ直接書き出せるようになりました。書き出すと、アプリが動くままの状態で、新しい非公開のサイトの下書きに入ると説明されています。

そこから文章などを足して、ほかのGoogleサイトと同じように公開・共有できます。公式ブログは「チームやお客さん、生徒に共有するのに、コードのコピーも作り直しも要らない」(編集部訳)としています。

>>Geminiアプリの対話型アプリをGoogleサイトで公開(Google Workspace 公式ブログ)

>>2026年10月23日の週次まとめ(Google Workspace 公式ブログ)

GeminiのCanvas機能とは何ですか?

Canvas(キャンバス)は、Geminiアプリの中にある「作業スペース」です。Geminiと一緒に、文書やスライド、アプリ、プログラムのコードを作ったり直したりできます。

Geminiの公式サイトでは、Canvasを使うとアイデアをアプリやゲーム、インフォグラフィックなどに変えられると紹介されています。たとえば「割り勘の計算ツールを作って」「歴史の4択クイズを作って」と頼むと、実際に操作できる画面が出来上がるイメージです。

今回の発表では「Geminiアプリで作ったインタラクティブなアプリ」と書かれています。Geminiアプリでアプリを作る代表的な方法がこのCanvasです。

>>Gemini Canvas(Google 公式)

そもそもGoogleサイトとは?

Googleサイトは、Googleが提供しているWebサイト作成サービスです。公式ヘルプでは「ウェブサイトを作成して、他のユーザーと情報を共有できます」と説明されています。

プログラムの知識がなくても、テンプレートを選んで文字や画像を置くだけでページを作れます。つまり今回の新機能は、Geminiで作ったアプリを、Googleサイトのページに「部品」として載せて公開できるようにするものです。

>>Googleサイトの使い方(Googleサイト ヘルプ)

Gemini Canvasのアプリを公開すると何ができる?ポイント4つ

公式の発表をもとに、今回の変更でできるようになったことを4つに分けて見ていきます。

1. ワンクリックでGoogleサイトの下書きになる

Geminiアプリのアプリ画面にある「エクスポート」から「Googleサイト」を選ぶだけで、新しいサイトの下書きが作られます。これまでのCanvasでは、Googleドキュメントへの書き出しや、Gemini上の公開リンクでの共有が中心でした。

2. アプリは「操作できるまま」載る

公式の発表では、書き出したアプリは完全にインタラクティブ(操作できる)な状態でサイトに入るとされています。画像として貼り付けるのではなく、見た人がボタンを押したり数字を入れたりできるということです。

3. 説明を足して、1つのWebページとして公開できる

下書きには、ほかの文章や内容を追加できます。「このツールの使い方」「問い合わせ先」などの説明を添えて、1つのWebページとして仕上げられます。

4. コードのコピーや作り直しがいらない

これまで、Canvasで作ったアプリを自分のサイトで公開しようとすると、コードをコピーして別のサービスに置くなどの手間がかかりました。今回の変更で、その手間なく共有できるようになったと説明されています。

ということで、この先では初心者が気になる「無料で使える?」「誰に見える?」といった疑問に答えていきます。

Gemini Canvasの公開、無料で使える?誰に見える?

無料のGoogleアカウントでも使える?

公式の発表では、対象はGoogle Workspaceの利用者、Workspace Individualの契約者、そしてGeminiアプリを使える個人のGoogleアカウントとされています。個人のGoogleアカウントも対象に入っているので、会社の契約がなくても使えます。

なお、Geminiの公式サイトでは「Canvas はすべての Gemini ユーザーが利用可能」と案内されています。有料プランだけの機能とは書かれていません。

スマホでも使える?いつから?

公式の発表では、Workspaceの組織向けにWeb・Android・iOSで「すでに利用可能」とされています。個人アカウントの提供時期は明記されていませんが、Googleの新機能は利用者によって表示されるまでに時間がかかることがあります。まだメニューが出ない場合は、アプリを最新版に更新して少し待ってみましょう。

なお、Googleサイトのヘルプでは、サイトの公開の手順はパソコンでの操作として案内されています。仕上げと公開はパソコンで行うのが確実でしょう。

Gemini上の「公開リンク」での共有の場合、Canvasのヘルプでは「その公開リンクを知っているユーザーもアプリに関連するデータを閲覧、編集できます」と説明されています。つまり、リンクを知っている人なら誰でも見られると考えておきましょう。

一方、Googleサイトに書き出した場合は、最初は非公開の下書きです。サイトを公開するときに「制限付き」(追加した人だけ)か「公開」(だれでも)かを選べます。

Gemini Canvasで共有できないのはなぜ?

共有やアプリ作りがうまくいかないときは、次の条件に当てはまらないか確認してみましょう。

  • Geminiアプリにログインしていない(共有にはログインが必要)
  • 18歳未満のアカウント(共有されたCanvasをコピーして編集する機能や、アプリにAIの機能を加える機能など、一部の機能が使えない)
  • 会社や学校のアカウントで、管理者がGoogleサイトをオフにしている(Googleサイトに書き出せない)
  • 保護者が管理するGoogleアカウント(Googleサイトのヘルプでは、Googleサイトを使えない(既存のサイトの閲覧・編集は可)とされている)

また、Gemini上の共有リンクは、Geminiのスマホアプリではなく、ブラウザ(gemini.google.com)で開く仕組みです。

>>Canvas でドキュメントやアプリなどを作成する(Gemini アプリ ヘルプ)

Googleサイトに書き出して公開する手順と注意点

Googleサイトに書き出す手順

公式の発表とGoogleサイトのヘルプをもとにすると、流れは次の通りです。

  1. Geminiアプリで、書き出したいアプリ(Canvasで作ったもの)を開く
  2. 「エクスポート」から「Googleサイト」を選ぶ
  3. Googleサイトに新しい下書きとして開くので、説明の文章などを足す
  4. 右上の「公開」を押し、Webアドレスを決めて、もう一度「公開」を押す
  5. 共有のアイコンから、公開済みサイトを「制限付き」か「公開」かに設定して保存する

公開する前に、プレビューで見え方を確かめておくと安心です。

>>サイトを公開して共有する(Googleサイト ヘルプ)

公開範囲を確かめる(検索に出ることも)

Googleサイトのヘルプでは、だれでも見られる「公開」のサイトについて、公開設定から「一般公開の検索エンジンに自分のサイトを表示しないようリクエストする」ことができると案内されています。ただし、この操作をしても検索エンジンに表示される場合があるとされています。

家族や友だち、チームの中だけで使うなら、「制限付き」にして見せたい人だけを追加するのが安全です。

個人情報やパスワードを入れない

Canvasのヘルプでは、アプリが利用者どうしでデータを共有したり、データを保存したりできることも説明されています。公開するアプリには、名前・住所・電話番号・パスワードなどの個人情報を入れないようにしましょう。

また、会社や学校のアカウントの場合、書き出したサイトはその組織のGoogleサイトとGoogleドライブのルールに従います。仕事で使う前に、社内のルールを確認しておきましょう。

▶ 関連記事:Geminiに個人事業主・小さなお店向けの新機能!無料で使える?できること5つ

関連:Gemini NotebookもGeminiアプリから使えるように

同じ10月23日の週次まとめでは、「Gemini Notebook」がGeminiアプリの「アプリ連携」(ほかのGoogleサービスとつなぐ機能)として使えるようになったことも紹介されています。

チャットで「@Gemini Notebook」と入力すると、ノートブックを作ったり、資料(ソース)を追加したり、保存した内容から答えを探したりできます。公式の発表によると、個人のGoogleアカウントも対象で、日本では最初からオンになっています(欧州経済領域では最初はオフ)。使いたくない場合は、Geminiアプリの[カスタマイズ]→[コネクタ](アプリ連携の設定)から接続を解除できます。

>>Gemini NotebookをGeminiアプリから操作(Google Workspace 公式ブログ)

>>Gemini でアプリ連携を利用、管理する(Gemini アプリ ヘルプ)

▶ 関連記事:Google Meetの音声翻訳が63言語に対応!日本語にも対応、使えるプランと始め方

※2026年10月25日時点・Google Workspace 公式ブログ(2026年10月19日、10月23日の週次まとめ、Gemini Notebookの記事)、Gemini アプリ ヘルプ、Googleサイト ヘルプ、Gemini Canvas 公式ページより

【まとめ】Canvasで作ったアプリを「自分のページ」にしてみよう

Geminiアプリで作った対話型のアプリを、ワンクリックでGoogleサイトに書き出して公開できるようになりました。Geminiアプリを使える個人のGoogleアカウントも対象です(有料プランの契約は条件になっていません)。まずは「制限付き」で身近な人に見せるところから、自作の計算ツールやクイズを試してみてはいかがでしょうか。

記事の情報について

AIの技術・サービス・ルールは変化が速く、本記事の予測や見通しは将来を保証するものではありません。各サービスの仕様・料金は公式サイトで最新の情報をご確認ください。本記事の情報は2026年10月25日時点のものです。

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この記事を書いた人

AIの最新ニュースを、AI初心者にもわかりやすく届けるメディア「AIオタク」の編集部です。ChatGPT・Claude・Gemini・Grokなど、各社の新しいモデルや機能の発表を毎日チェックしています。記事は、各社の公式ブログ・ヘルプページ・リリースノートなどの一次情報で事実を確かめてから書いています。運営者自身も、ひとり法人の仕事で記事作成やマーケティングにAIを毎日使っている、AIの「オタク」です。「結局、自分には何が変わるの?」がわかる記事を目指しています。

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